管理栄養士・栄養士に向いている人の特徴8選!

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栄養士のお仕事
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たぬきもん
たぬきもん

管理栄養士のたぬきもんです。

私は病院で10年以上栄養士として働いています。

栄養士として働く中で「この特徴を持っている人は栄養士に向いている!」と感じた特徴を解説していきます。

栄養士は病院や学校、施設など幅広い領域で活躍しています。今回はそんな栄養士に向いている人の特徴について解説します。栄養士という仕事に興味がある方は参考にしてみてください。

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食べることが好き

 栄養士を仕事としてやっていくには「食べることが好き」は欠かせません。食べることで人は生命を維持し活動しています。人は食べた物で出来ているといわれるように、食べ物で人は健康にもなり、病気にもなります。

食べる楽しみを誰よりも理解している食べることで健康で楽しい人生を送れるお手伝いをしたいと思う人は栄養士に向いていると言えるでしょう。

料理を作るのが好き

 材料を切って、フライパンで炒めて、盛り付けるといった料理を作る工程が好きな人は栄養士に向いているかもしれません。自分の好きな物を自分で作って食べるというのは「おいしさ」の一つです。自分の好みの味に出来たり、好きな具材をたっぷり入れたりだってできます。誰かの為に作っておいしいと言ってもらえれば格別嬉しいはずです。

必ずしも「料理が得意でなければいけない。」というわけではありません。

料理を作る大変さや楽しさを理解している人こそ栄養士に向いていると思います。

料理は必ずおいしくできるとは限りません。また、それも料理の楽しさだと思います。何がいけなかったのか?次はこうしてみようと考えることでよりおいしい料理を作ることができます。

科学が好き

 栄養学を理解するうえで、生物や生化学などが多数登場します。体の仕組みや栄養素の代謝を理解していないと、食べた物が体でどうなっているのかがわかりません。

また、「食べる」は心理学や社会学なども必要となり、様々な角度から「食べる」を見られる能力が必要となってきます。

人と話すのが好き

 栄養士は食事の聞き取りや栄養指導で人と話す機会が意外と多いです。食事を通して食べる人のキャラクターを確認し食事の方針などを決めていくことになります。

話すのが苦手でも、聞く力のある人はコミュニケーションスキルが高いと言えます。

人は自分の話を聞いてくれる人に好意を示し、普段はあまり話せない不安や悩みを打ち明けやすくなります。食べることは様々な悩みが付き物です。

「話しやすい、相談しやすい」と言われる人は栄養士として必要な能力の一つです。

分析、考察するのが好き

 「なぜ?どうして?」を分析、考察することも大切な能力になってきます。

なぜこの料理はおいしくできなかったのだろう?

どうしてこのクライアントはダイエットに成功できないのだろう?

などいろいろ視点からその事象を見ることで解決策を考えます。

そして、考えた仮設を実行していき結果が出た時には達成感を感じることができます。

チームでプロジェクトを成功させるのが好き

 栄養士一人だけではできることは限られており、十分なパフォーマンスを発揮することはできません。病院であれば医師が適切な治療方針を出し、それに伴い看護師が処置、薬剤師が処方、リハビリはリハビリ、そして、栄養士は適切な栄養を考え食事を提供しています。多職種で1人の患者様を治療してこそ適切な診療ができます。自分も一プレイヤーとして活躍し、チームの勝利に貢献したい人こそ栄養士に向いていると言えます。

厨房も場所によって様々ですが、厨房では調理をする人、盛り付ける人、洗浄する人など様々な役割を担っている人がいます。ここでは「食事を提供する」プロジェクト行われています。

年齢、経験などそれぞれ違う立場の中で自分の役割を意識してチームに貢献できる人こそ栄養士に向いています。

健康に興味がある

ほとんどの人は健康でありたいと思っていますが、自分が自信をもって健康といえる人は少ないです。多くの人がどうしたら健康で過ごせるのか気になっています

先にも書きましたが身体は食べた物で出来ています。食事は健康になる為の一つの要素と言えます。食事の専門家の栄養士は食事で病気を予防出来たり、回復させたりできます。

食事を通してより良い人生を送るお手伝いができ、自分の考えた食事や栄養のプランで「おいしかった」「元気になった」と言ってもらえることは栄養士のやりがいでもあります。

リーダーシップ、責任感がある

栄養士は部署のトップとして先頭に立っていかなければいけないことが多いです。

栄養士は戦術を考えたり、指示を出したりしてチームが動きやすいようにリーダーシップを取らなければなりません。

厨房と現場の間に立って業務の調整を担って、互いの業務の最適化を図ります。なので、時にぶつかり合うこともありますが、自分の考えやプランなどを明確に伝えられることも大切になってきます。

おわりに

今回栄養士に向いている人の特徴について話してきましたが、当てはまらなくても大丈夫です。栄養士の活躍の場所は多く、それぞれの特徴でも重要度が異なってきます。

料理を作るのが好きなら厨房の栄養士。病気を治したいなら病院。子供たちとかかわっていきたいなら学校などです。

今回の特徴は資格を取ってから磨けるものもあるので、それを意識するだけでも大きく成長していけると思います。

「栄養士になりたい!」「なるために今頑張っている!」という人は栄養の勉強に加えて、これらもともに伸ばしていってもらえたらと思います。

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