【はじめに】『1日1食』やっていい人、わるい人

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栄養の話
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日本に住む我々、現代人は食べ過ぎていると言われている。お腹が空けばすぐに高カロリーなものを口にできる。ましてや空腹でなくても何かを食べていたりする

『痩せたい』『健康でいたい』という願望はどの世代においてもあるものです。

それにも関わらず、食欲の暴走を止めるのはとても難しいのです。

こんなに食べ物があふれた時代を人類が誕生してから経験していないのが一番の原因だと考えられます。

「食べ物はあるうちに食べておかないと、今度いつ食べられるかわからない」

人類の歴史は飢餓との闘いでした。食欲とは食べ物が少なかった時代に備わった生命に関わる重要な機能なのです。

しかし、今ではその食欲が私たち現代人を苦しめているのです。

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1日1食ダイエットとは

りんごダイエット、バナナダイエットや脂質制限、糖質制限などいくつものダイエット方法が考案されています。

最近では1日1食ダイエットというものが流行っている。

肥満症や生活習慣病という新しい病に人の体は対応しきれていません。

近年の研究で私たちの不調は食べ物を消化しきれず体を通過しることが原因であるといわれています。

また、必要なかったエネルギーは脂肪として体に蓄えられます。その脂肪も貯まり過ぎるとホルモンバランスなどを崩す原因になります。

そこで今話題となっているのが『1日1食ダイエット』なのです。

1食のメリットを簡単にまとめると次のようなものがあります。

  • 消化器官を休ませることができる
  • 必要以上のカロリー摂取をすることがない
  • 難しいカロリー計算が必要ない

満腹に慣れきってしまった私たちには空腹が必要なのです。

一日一食ダイエットをやるべきでない人

1日1食ダイエットは簡単すぎて誰もがするべき方法だと思われるかもしれません。

しかし、『食事は何のためにするのか』を忘れていませんか?

第一に『生きるため』です。

食べ物というエネルギーを補給しないと私たちは生きてはいけません。これは今の時代では当たり前すぎて忘れている人も多いと思います。

一日一食を控えるべき人はエネルギー供給が上がっている人であり、一回の食事では一日のエネルギー量を確保できないです。

例えば、成長期の子供、妊婦さん、高齢者、質の悪い食事をしている人

いずれも一食では到底、必要カロリーや栄養素を満たすことはできません。

私たちは今日も食べ過ぎているかもしれない

あなたは今日何を食べましたか?

1日3食必ず食べる人もいれば、もともと1日1食という人もいるでしょう。

では、どちら優れているのか、それはわかりません。

なぜなら、食事は量も大事ですが、質も大事なのです。

1日1食の人でも牛丼の超大盛をほぼ噛まずにかきこんでいる人やハンバーガーのキングサイズをコーラで流し込む人は健康的なのでしょうか。

では間食や飲酒などはどうでしょう?

もしあなたの家やデスクの引き出しにお菓子があるなら、食べ過ぎている可能性が高いです。

私たちは知らず知らずのうちに間食しています。無意識に。

都合の悪いことは脳が処理(忘れる)してくれるので私たちは間食をやめることができないのです。

1日1食はとてもハードルが低く、誰もが今日から実践できる手法です。しかし、やり方を間違えると逆に予期せぬ不調に陥るかもしれません。

挑戦する人は、医師や栄養士または専門の方の指示のもと実施するのが確実だと思います。

カラダは食べたものでできています。

この記事が自分のカラダに入れるものの質を考えるきっかけになればと思います。

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