【食べるな危険?】誰も教えてくれない添加物のはなし

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健康で過ごすために欠かせないものの一つが『食事』です。食品を選ぶとき何を気にしていますか?

値段、栄養価、産地など様々あると思いますが、食品添加物もその選択基準の一つではないでしょうか?

男性
男性

『添加物』ってよく聞くけど、詳しくはよく分からないな?

でも、なんか体に悪そう・・・

男性のようによくわからないけど、抵抗感がある人は多いのではないでしょうか?

たぬきもん
たぬきもん

皆さんは添加物についてどれくらい知っているでしょうか?

今日は添加物について詳しく説明していきましょう!!

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添加物とは

食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。
厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。
また、使用が認められた食品添加物についても、国民一人当たりの摂取量を調査するなど、安全の確保に努めています。

厚生労働省 添加物 概要よりhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/index.html
たぬきもん
たぬきもん

国がしっかり使用基準を定めていて、食品業者はこれを守っています。

健康に害が出ないように使用しているから安全なんだよ。

添加物の種類・役割

添加物の主な役割は以下の通りです。

  • 栄養価の保持(カルシウム、ビタミンなど)
  • 品質の保持(保存料、酸化防止剤など)
  • 安定性の確保(消泡剤、pH調整剤など)
  • 特定の製品の製造(かんすい、乳化剤など)
  • 味覚、視覚を刺激する(食欲増進効果)(着色料、甘味料、酸味料など)

腐敗、酸化を防ぐことで食中毒の予防をしたり、安定性を保つことで食べやすくしたりします。

品質が保たれることで食材の無駄がなくなり生産コストが下がります。

また、味を良くしたり、バリエーションを増やしたり、栄養の強化したりしています。

男性
男性

結構いろいろな働きをしてくれているんだね!

たぬきもん
たぬきもん

添加物がなければ、食品の品質が保てなかったり、作れなかったりします。

添加物を使用することで、美味しくまた安全に食べられるものがたくさんあります。

添加物はカラダに悪いの根拠は?

男性
男性

添加物って薬品みたいだし、コンビニのおにぎりとか腐らないの変じゃない?

化学物質などによる公害や、健康被害はこれまでいくつも報告されています。確かに水銀やダイオキシンなどは体に有害な物質です。そのイメージは強く残っていると考えられます。

添加物も化学物質ですが、それがそのまま添加物=化学物質=カラダに悪いに繋がったと考えられます。

しかし、添加物はまた別ものです。

添加物は人工的に合成したものもあれば、豆腐に「にがり」、麺に「かんすい」など自然にある物質もあります。水銀やダイオキシンなどの有害物質とは違い、添加物は尿や汗から排泄されたり、代謝によって無害化されます。必要以上に怖がらなくても大丈夫です。

また、食品製造をしている現場では家庭よりも衛生管理が徹底されているHACCPから、保存性が高いのです。添加物自体に害はありませんが、消費者の声に答え添加物をできるだけ使わない企業は努力をしています。

たぬきもん
たぬきもん

食品の安全は衛生管理+添加物+企業努力に守られているんだよ。

添加物は本当に毒なのか?

男性
男性

でも、使用基準ってどうきめてるんだろう?個人差あるだろうし、大人と子供で基準って違うんじゃないの?

摂取量が多くなるほど健康への影響が大きくなることを説明したグラフ
引用:https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000112432.html

動物実験など行い、毒性がなくなる量。を算出しています(無毒性量)。

そこからヒトが毎日一生涯にわたって摂取しても健康に悪影響がないと判断される量が算出されます(一日摂取許容量(ADI))。

たぬきもん
たぬきもん

動物とヒトの差で10、大人と子供の体格差で10。これらの係数をかけたものが100で、1/100としているよ。

基準値はそれよりもさらに少ない量に設定されます。なので、実際に私たちが摂取している添加物の量は健康にほぼ影響しません。

薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会添加物部会報告

本当に怖いもの

安全性が証明されているにもかかわらず、添加物は嫌われています。逆に「無添加」「食品添加物不使用」などこういったワードは好まれています。なぜでしょうか?

人はネガティブなものに反応しやすく、損したくないと心理的に思うようになっています。

今までの経験から、「少ない確率でももしかしたら・・・」と考えてしまします。

もちろん、添加物が100%が害がないとは言い切れませんが、なんでも過ぎれば毒となります。

薬も塩もアルコールも取り過ぎると体に悪影響を与えます。

だから、人体に害が出ない安全性が保たれる基準値が設定されているのです。

正しい情報を知ったうえで、食材選びをするべきだと私は思います。

添加物を気にするあまり、栄養不足や偏った食習慣に陥っては何の意味もありません

「無添加」だからカラダにいい。これは固定概念で思考停止です。

知ったうえで食品の選択ができれば、QOLはもっと向上するのではないでしょうか。

男性
男性

「安全とわかったからこれからは気にせず食べる。」

「食べても大丈夫だけど、気になるなら食べない。」

正しい情報を知ったうえで、どう選択するかは自分次第ってことですね。

たぬきもん
たぬきもん

添加物の害を心配しすぎるよりも、栄養バランスを整えて健康管理をすることが大切なんだよ。

おわりに

食品添加物は危険なものではなく、食の安全を守ってくれているものです。世の中には、添加物を悪者にして不安を煽るワードが無数に存在します。

私たち消費者は、正しい知識を持ったうえで選択していかないといけません。

食事はカラダを作ります。食に関する知識をしっかりと身につけ健康な毎日を送っていきましょう!

では、また!!

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