
こんにちは!管理栄養士のたぬきもんです!
今回は間食をやめたい人に働く心理効果とその対策について解説していきます。
生き残るためのプログラミング
変化はリスクでしかなかった
そもそも人間は変化を嫌う生き物です。変化には大量の精神的、身体的エネルギーが必要になります。狩猟採集時代、常に省エネ状態を常にキープしていなければ、飢饉や敵に襲われたとき太刀打ちできませんでした。変化しないと生き残れない!そんな時にならない限りなかなか変化できないようにプログラミングされているのです。
私たちの祖先は変化しないことによって生き残ってきました。省エネで、一番楽な生き方は変化しないということなのです。
科学の進化と人間の進化のミスマッチ
現代社会において、狩猟採集時代のような飢饉や敵に襲われるというリスクは大幅に減りました。科学技術の進歩により、人間の生活は一変しました。しかし、人間の進化はそんな早く進みません。私たちの体は現代社会に対応しきれていないのが現状です。肥満や生活習慣病のような現代病は深刻な問題になってきています。
人は生きていく上で、変化しないように様々な心理効果も獲得してきました。必要だったはずのものですが、現代社会では足かせになってしまうものもあります。
今回は習慣を変えていくために知っておかなかければならない心理効果について解説していきます。
やめようとすればするほどやめられない罠
シロクマのリバウンド効果という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、「シロクマのことは考えないで!」と言われると、余計に「シロクマ」のことを考えてしまうという心理効果です。
他にもカラーバス効果という心理効果があります。例えば、自分に子供が生まれたら、今まで気にしていなかったベビーカーや子供連れの家族がよく目に入るといった現象です。
このように、間食をやめようと思っても、「間食をやめる」というワードを意識してしまうので、間食のことばかり気になるというループに陥ってしまいます。
間食をやめるための対策5選
今日から、間食は一切しません!と誓いを立てても心理効果が働いて1週間後にはお菓子の袋を開けているでしょう。そこで、無理なく間食をやめたい人向け対策5選を紹介します。
ストックをしない
常にお菓子があると必ず食べてしまいます。「まだあるから、大丈夫。」「これを食べてもまだある」と思うとついつい手が伸びてしまいます。
間食しないと決めたのであれば、食べたら補充するという感覚でいましょう。
空腹での買い物は避ける
空腹時に買い物をすると、あれもこれも美味しそうに見えてします。空腹時は買い物は避け、衝動買いしないように注意しましょう。
回避する
間食がしたいなと思ったら歯を磨いたり、筋トレをしたり、走りに行ったりと事前に回避策を考えておくと、いざというとき無駄な間食をせずにすみます。
また、間食の置き場所は棚の奥の手の届かないところに置きましょう。踏み台を出してきて、前の物をどけてやっと間食が取れるという工程を作りましょう。めんどくささが勝って、間食する回数が減ります。
置き換え
どうしても口寂しいときは、甘い間食ではなくて、低カロリーのもの、硬いものなどを選んで食べましょう。おすすめはナッツ類、するめ、酢こんぶなどです。また、プロテインバーもタンパク質が入っている分、普通の間食よりは満足感を得やすいと思います。
食べる
どうして、いつも食べている間食が食べたいという方は、子袋タイプのものを買いましょう。人は達成感があると満足します。それは、レギュラーサイズでも、子袋サイズでも同じです。割高になりますが、体にとってはお得なので小さいほうを選んで、量を減らしていきましょう。
子袋タイプがなければ、お皿に一回分(例えば4分の1)だけ、出して後は棚の奥にしまってしまいましょう。
まとめ
狩猟採集時代、変化はリスクであったが、現代は変化できないことがリスクになっています。そして、やめようと思ってもやめられない「シロクマのリバウンド効果」など変化を阻む心理効果が様々あります。
心理効果の存在を知ることで、対策が立てられます。
間食しないためには以下の5つの対策
- ストックしない
- 空腹時は買い物しない
- 回避する
- 置き換える
- 食べる(食べる量を考える)
間食は無理してやめようとすると逆効果になるので、急に辞めず徐々に減らしていくことが、一番の近道です。
人間の意志力はそんなに強くありません。遺伝子に刻み込まれた性質を上手く生かして、習慣を変えていきましょう。
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